ありゃまた一日空いてしまった。確かに昨日はバタバタしてたからしょうがないか。
今日も美味いものの話。どうしても流行させたい、というか余り皆に知られていないけど美味いものがある。

一つは「でんがく」。田楽といってもあの味噌を塗りたくったこんにゃくのことじゃない。広島市内のある地域では、牛の内臓肉を煮込んだ汁を「でんがく」という。でんがくの作り方はすごく簡単。小腸やせんまい、レバーなどの内臓肉をただ水で煮込めばいいだけ。味付けは塩のみ。ただ肉の臭みが気になる人は生姜と葱を一緒に煮込めば気にならない。丁寧にあくを取りながら30~40分ことこと煮込めば、これがまた美味いいですってば。肉がこんなに甘かった?って思いますよきっと。あそうだ、赤唐辛子を刻んだやつをちょっと入れるとまたこれがいい感じになります。一味などでもОKです。

これを知ったのは広島市内にあるある食堂で食べてから。店の大将に「肉うどん」あります?と聞いたら、「でんがくうどん」ならあるよ、と言われ、食べさせてもらったら…う、うまい!と叫んでました。せんまいの肉も、レバーなんか甘い、甘い。こんな安い肉がこんなに美味しかったなんて、衝撃でした。でんがくにうどんを入れたものだったけれど、これがまたうどんの腰のないこと。讃岐うどんのように腰がしっかりあるうどんは合わない。あくまで立ち食い蕎麦屋で出てくるようなソフト麺じゃなきゃだめなのだ、「でんがく」は。

もう一つ流行らせたい飲み物がある。ビールのグレープフルーツジュース割りだ。これがまたシンプルなカクテル。カクテルと言うにはあまりにも芸のない飲み物だ。ビールを7割、グレープフルーツジュース100%を3割。これを混ぜれば終わり。それだけ。ただ癖のないビールをお奨めする。私が試したのではバドワイザーがベストだった。他のビールはビール単体の味が出すぎてお奨めしない。美味いビールはかえって合わない。これが大人のジュースという感じで飲みやすいんだな〜。その昔、新宿三丁目のバーでカウンターの女の子に教わった飲み物です。ちょいとご飯を食べる前に喉が乾いた時とか、もう濃いお酒はいいやって時、これを飲むとグッドです。

どう、皆さん試してみませんか?

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