昔取ったシノヅカ…いや杵柄

…疲れた。仕事の初日、一昨日からの雪で、朝いつもより1時間早く家を出る。家から峠道を越えなければいけないのだが、そこがやはり雪で立ち往生した。しかし原チャリのいいところは押しても走ること。雪道では滑って前に進まなかったが、エンジンをふかしながら押していけば坂道もすんなり登ってくれた。

で峠を越えたら雪はほとんど雨に変わり、道路面も凍結はしていなかったので、ゆっくり走ればすんなりだった。いつもより仕事場に早く到着して手持ち無沙汰だった。

仕事は初めての職場の割にはすんなり始められた。携帯電話の製造のお仕事なのだが、その昔やったことあったので大体想像できた。昔作っていたものと今の携帯電話とでは、格段に進化しているけれど、やることは大して変わらない。

カプラー検査という工程を担当することになった。一つのラインで一日1800台がノルマらしい。大体普通に部品が供給されていれば、無理な数字ではない。昔某メーカーの工場にいたときは1日2000台以上作ったこともある。もちろん定時でだ。調子がよければそのくらいの数字は可能だ。

水色の作業服を着たリーダー役の人も感じのいい人ばかりで助かる。それにしても外国人の多いこと。フィリピンの女性、南米の人、中国人の女の子、人種の坩堝だ。インターナショナルですよ、ほんと。

というわけで、残業してくれますか？と聞かれたので断ることもできず、ずるずる19時半まで仕事してました。ああ疲れた、何も考えずこのまま寝ます。